このモンテカルロ法は1回勝てば利益が得られるわけではなく、トータルで考えて必ず利益を得られる方法です。
モンテカルロ投資法の利点
ココモ投資法と同様に配当が3倍以上のゲームに対して有効ですが、モンテカルロ投資法は
ココモ投資法よりも投資金額を抑える事が出来ます。
負け続けると掛け金が大きくなる点は
ココモ投資法と同じですが、掛け金の増える割合が遥かに小さいので、リスクの点から言えば利点と言えます。
モンテカルロ投資法の弱点
ココモ投資法では1度勝てばそれまでの負けを全部取り返せますが、モンテカルロ投資法では連敗した時の負け分を取り返す為には、負けに応じて何度も勝たなくてはなりません。
モンテカルロ投資法をする条件
確率が1/3のゲーム(配当が3倍以上のゲーム)
モンテカルロ投資方法
- 最初の投資額を決定します。その金額に1倍、2倍、3倍したものの両外側を足した金額を最初に賭けます。
例えば、 最初に賭ける最小の金額を$1と決めた場合、それを1倍、2倍、3倍すると、$1、$2、$3となり、その両端を足すと($1+$3)$4になるので、$4を賭けます。
- 負けた場合は、1回目の1倍、2倍、3倍に加えて4倍を計算し、1回目と同様に両外側を足した金額を賭けます。(初期投資額の1倍+初期投資額の4倍)
- さらに負けた場合は初期投資額の1倍+初期投資額の5倍を賭けます。
このように負けた場合は4倍、5倍、6倍・・・と1倍ずつ増やしていきます。
- 勝った場合は、両外側から2個ずつ取ります。
1倍、2倍、3倍、4倍、5倍、6倍、7倍の段階で勝ったなら両外側の1倍、2倍、6倍、7倍をとって、3倍、4倍、5倍になります。
これをもとに両外側を足した金額を賭けます。この場合は3倍と5倍を足して$8を賭けます。
- 次に勝った場合は3倍、4倍、5倍から両端の2個づつを取りたいのですが、3個しか残っていないので、この時点で終了となります。
このように個数がなくなった場合や、個数が1個だけになった場合は終了して最初から賭け直します。(この時点で儲けが発生します)
負けた場合は3倍、4倍、5倍、6倍というように6倍を加えて繰り返します。
これまで紹介した必勝法と異なり、必ず何倍になるという事はありませんが、
手順どおりに賭けていけば必ず勝つ事ができます。また投資の回数に応じて賭ける金額は1倍づつしか増えないので、安定したプレーを行う事が可能です。