ルーレット 
ルーレットとは
ルーレットはカジノの女王と呼ばれる華麗なゲームです。この言葉の意味は、フランス語で「小さな輪」「丸太」「ころ」から「回転」「回転盤」と進んで、現在のゲームを指すようになりました。フランスで18世紀にギャンブルを合法化した功績者であるサルティーヌ・パリ警視総監により公式にパリに紹介されて、19世紀にフランスで今の形が完成されたといわれています。

古代ギリシャでは、盾の上に剣を置いてぐるぐると回転させ、剣先が止まる場所を賭けの対象としたという記録も残っています。ローマ時代には、囲いの中に戦車を模した色付の玉を入れ転がしたゲームも存在しました。ローマ皇帝アウグストゥスは、戦車の車輪を水平に置き、その上につぼをのせて回転させる賭けをやったという記録もあります。ルーレット類似のゲームは大昔から存在していたということです。

ルーレットはゼロから36までの何番に玉が入るかを当てるゲームです。ルールは簡単ですが、賭け方には100種類以上もの組み合わせがあるので面白みがあります。ゲームの経験を積めばだんだんと分かってきます。ルーレットは完璧に完成されていて、結果は偶然のものなので、なかなか当たらないですが、数字が的中すれば35倍なので、運がよければ急激に儲かります。

フランスで完成された古典的なルーレットは、現在アメリカ式と呼ばれているものと同じです。0と00と1から36までの数字38区分に分かれたものです。現在のヨーロッパ方式である0と1から36までの37区分の方式は、1841年にドイツのバート・ホンブルクのカジノ経営者であるフランス人のブラン兄弟が発明しました。これをどこよりも早く導入したモンテカルロは、新型ルーレット人気で一躍ヨーロッパのギャンブルの首都となりました。

ルーレットは、ヨーロッパで完成しアメリカに渡りました。ヨーロッパ式は0が一つで、アメリカ式は0が二つあります。たったこれだけの違いですが、カジノの取り分がこれで変わってきます。当然アメリカ式の方が客に不利なので、そのせいかアメリカのカジノではルーレットはヨーロッパほど人気がありません。

また、ヨーロッパ式とアメリカ式ではゼロの違いの他にゲームの進行速度やチップの張り方、チップの色や形にもあります。

ゲームの進行は、ヨーロッパ式の方が儀式や儀礼といった感があり動作が多いので進行速度は遅いです。ヨーロッパ式はディーラー(むこうではクルーピエ)が客の注文に応じ、熊手でチップを置きますが、アメリカ式はプレイヤーが素手でばらまくように置きます。同じ時間ならアメリカ方式の方が勝負がたくさん出来ます。

カジノの取り分は、ヨーロッパ式が2.7%でアメリカ式が5.26%です。他にイギリス式やメキシコ式などもあり、イギリス式(イギリスではフランス式と呼ぶそうです)はゼロが一つで、客に有利なオッズ、ゲームの流れは、客が自分でチップを置くアメリカ式の進行です。メキシコ方式は、なんとゼロが3つもあるそうです。

最近はヨーロッパでもアメリカ方式のルーレットが進出してきているそうです。ヨーロッパ方式では的中確率は36:1で35倍の配当なので、2.7%がカジノの取り分。アメリカ式は37:1の確率で35倍なので5.26%がカジノの取り分になります。カジノの取り分(ハウスエッジ)が大きいので、アメリカでルーレットを利用する客は2%ほどだそうです。オンラインカジノでルーレットを利用する場合は、このことを踏まえて、ヨーロッパ式を利用することをおすすめします。

ルーレットは前回まで何が出ていたかを気にしない!毎回赤か黒かの確率は半分というのがルーレットの金言です。ドイツのバートホンブルクで51回連続で黒、モンテカルロでは38回連続で赤などの記録も残っています。

もうひとつルーレットの歴史で面白いのがヨーロッパの学者、ギャンブラー、記録者チームが、特定のルーレットの出目を集中的に調べ、その結果をコンピューターに入力し偏差値や傾向を徹底分析し、特定の番号に賭け続けカジノを倒産寸前に追い込んだという記録も残っているそうです。
ルーレットのルール
ルーレットは、ホイールと、小さなアイボリーボール、ベッティングレイアウト(賭けるテーブル)を使って行われます。ホイールは37のスロットに区切られており、スピンドルの上で回ります。36のスロットには1から36の数字がふられており、半分が赤で、もう半分は黒です。残りのスロットは緑で、「0」の数字がついています。 ルーレットの魅力は、その賭け方の多様性と、ボールがホイールの中で優雅に回る様を実際に眺めながら進行するゲームの華やかさです。
ルーレットの遊び方
プレーヤーは、まず、場に賭けるチップを置きます。 場に賭けたいチップをすべて置き終わったら、「Spin」ボタンをクリックしてホイールの回転をスタートさせます。ホイールの回転が始まると、ボールがホイールの中に投げられます。ボールがいずれかのスロットに入ったときに勝負が決まります。

ルーレットのInside Bets(インサイド・ベット)とは、番号のついたスペースか番号の間にあるラインに賭け金を置く賭け。インサイド・ベットには以下の賭け方が含まれます。

Single
単独の番号の真上に賭金を置く賭け方。払い戻し倍率は、35対1。

Split
2つの番号にまたがった位置に賭金を置いて、2つの番号に賭ける賭け方。2つの番号のうちのどれかが出れば勝ち。払い戻し倍率は17対1。

Row
横に並んだ3つの番号に賭ける賭け方。これらの3つの番号のうちのどれかが出れば勝ち。払い戻し倍率は11対1。

Triple
「0、1、3」「0、1、2」か「2、3、0」の3つの番号に賭ける賭け方。チップをそれらの番号が交わる位置に置く。3つの番号のうちのどれかが出れば勝ち。払い戻し倍率は11対1。

Corner
4つの番号が交差している部分に賭金を置いて、4つの番号に賭ける賭け方。これらの4つの番号のうちのどれかが出れば勝ち。払い戻し倍率は8対1。

Top Line
はじめの4つの番号、つまり、0、1、2、3
に賭ける賭け方。これらの4つの番号のうちのどれかが出れば勝ち。払い戻し倍率は8対1。

Line
並んだ横2列に含まれる6つの番号に賭ける賭け方。たとえば、28、29、30と31、32、33はLineを作ります。これらの6つの番号のうちのどれかが出れば勝ち。払い戻し倍率は5対1。
見る限りではなんだか難しそうですがそんなことないです、ルーレットはほとんど運なので強いと思う人はどんどん掛けてみてください。運の強い人はここクリックしてカーニバルカジノでプレイしてみる
ルーレットのOutside Bets(アウトサイド・ベット)とは、インサイド・ベットの逆で、番号の外側に賭け金を置く賭け。アウトサイド・ベットには以下の賭け方が含まれます。

Columns
縦一列に並んだ12個の数字に賭ける賭け方。(例:3、6、9、12、15、18、21、24、27、30、33、36)賭けるチップは、テーブルの"2 to 1"と書かれた位置に置く。 12個の番号のうちのどれかが出れば勝ち。払い戻し倍率は2対1。Columnsは0を含みません。

Dozens
「1stのDozen」とは1番から12番までのことで、「2ndのDozen」とは13番から24番、同様に「3rdのDozen」は25番から36番までのことを意味する。12個の番号のうちのどれかが出れば勝ち。払い戻し倍率は2対1。

Red/Black
赤(Red)か黒(Black)か、に賭ける賭け方。(0、00は除かれます。)払い戻し倍率は1対1。

Odd/Even
奇数(Odd)か偶数(Even)か、に賭ける賭け方。(0は除かれます。)払い戻し倍率は1対1。

High/Low
下半分1-18(Low)か、上半分19-36(High)か、に賭ける賭け方。払い戻し倍率は1対1。

例えば、1つの数字に20米ドル賭けて勝った場合、賭けた20米ドルのチップと20米ドルの35倍のチップ(700米ドル)が払い戻されます。別の例でいうと、もし「赤」に100米ドル賭けて勝った場合、賭けた100米ドルに加えあと100米ドルが払い戻されます。
ルーレット用語
ホイール
回転するルーレットそのものの事。ここに玉が投げ込まれます。

レイアウト
チップを賭ける場所の事。

SPIN(スピン)
ホイールを回転させます。

REBET(リベット)
前回と同じ場所に賭ける事ができます。

CLEAR BETS(クリアーベッツ)
SPINボタンを押す前であれば、賭けたチップを取り消す事ができます。

PASS(パス)
チップを賭けずにホイールを回転させます。